
お久しぶりです。
トリマーって便利ですよね?
そのトリマーをもっと便利にするトリマーテーブルなるものを作ってみようと思います。
ルーターテーブルって言ったりもしますね。
ルーターは大きいのって解釈してますがあってるのかな?
トリマーテーブルとは、テーブルの天板の中心に穴が空いていてそこから上向きにトリマーのビットが出ているテーブルのことです。
トリマーを持って削るとズレたりしてショックな事がありますが、トリマーテーブルならフェンスという部分に沿って木材を動かすのでズレにくい!って事です。
簡単に言うと、トリマーが固定されて木材を動かして作業できる。って事ですね。
で、倣い加工(ガイドを作ってそれに合わせて削る加工)の場合、切りたい木材とガイド(合板などを希望サイズに切ったもの)を両面テープとかで貼って、ベアリング付きのビットを使えば楽に加工ができるんです。
ま、あとはあるとかっこいい!
で、このトリマーテーブルも売ってるんですが、高い!
なので、作ってしまおうという事です。

今回使用するトリマーはBOSCHのパワートリマー PMR500です。
なぜこれかと言うと家にあったからです!
うちは基本BOSCHで揃えてるのでそうなりました。
はじめて購入するなら京セラのMTR-42がいいかもしれないです。
1万円を切って高性能です。
本体をくるくる回すことで高さが微調整できるんですね。
高さの調整って面倒なんですよね…
これも欲しいな…


よくネット上で見るトリマーテーブルと言えば合板を使ったものですが、今回はインテリア性を重視して合板は使いません。
だってかっこよくしたいじゃん!
今回はゴムの木の集成材を使用しました。
集成材はマルトクショップで購入。
色んな種類の無垢材や集成材がネット購入できます。
加工もオーダーできて便利!おすすめです。
購入した集成材の画像はないですw
ま、普通に集成材なので…
そりゃ無垢材がいいけど高いじゃんw
あと集成材のが曲がりにくいからね!
ゴムの木は硬さも強度もあり手頃な価格でDIYにおすすめです。
ホームセンターとかにあるパイン集成材よりも硬くていいですよ。
テーブルとかに使うならある程度硬い木を使ったほうがいいです。
(硬いって事はその分詰まってるので重いって事にもなります)
固さ:ナラ>ゴムの木・タモ>>>>>>パイン
ウォールナットとかは硬くて色もかっこいいですが、めちゃ高いです。
硬さのイメージ画像(集成材の場合):
購入したサイズは、長600mm 幅450mm 厚30mm にしました。
追加でフェンス部分(スロットトラックでスライドさせて固定できる)も購入。
フェンスのサイズは、長600mm 幅100mm 厚50mmとしました。
という結構簡単な作りです。
Tスロットトラックっていうスライドをさせるのに便利なものがあります。
今回使用したのは、CarAngelsのTスロットトラックです。
アルミ製なので精度も高いし、普通のインパクトなどでも加工ができて楽です。
長さは300mm〜1220mmまであり、幅は30mmです。
今回は400mmを購入。

このTスロットトラックを埋め込む溝をトリマーで掘っていきます。
いらない端材をガイドとして使用し、ズレないようにクランプで止めていきます。
クランプはいくつあってもいいもんだ。
クランプは小〜大まで揃えたほうがいい。

スロットトラックが12.8mmの厚さなので12.8mmまで掘り進めます。
2〜3回に分けて掘った方が良いです。
一気に深くやると焦げちゃいます。
トリマーで掘ると端の部分はどうしても角がRになるので、
ノミなどで角にする必要があります。
ここにTスロットトラックを入れてビスで止めていきます。
さっきのTスロットトラックにTスロットファスナーなるものを入れる。
フェンス部分にM6のボルトを通せる穴を開ける。
穴はM6のボルトなので6mmのドリルで。
付属のボルトでは長さが足りないので寸切ボルト(長ネジ)を購入。
これを程よい長さで切断です。グラインダーとかないので金属用ノコギリを使用しました。
で、ファスナーにボルトを通してノブを回せば固定できるようになります。



ドリルですが、竹用ドリルってのがキレイに穴を開けれます。
まじおすすめ!

角材などに穴を開けるときに中心を取るのにめっちゃ便利なのがこちら!
ダボ穴を開けるのにも使えるよ。
100mmまでの木材の中心ならこれで簡単に出せます!

さてやっとメインのトリマーの取り付けです。
トリマーの取り付けには、アルミ板とかアクリル板を程よいサイズに切って穴を開けるか、
ネットでプレートを買ってそれにトリマーとビス止めするわけです。
(さすがにプレートはホームセンターとかには売ってないねw)
今回は、アマゾンでプレートを購入しました。

プレートはどれがいいかはよく分からないw
適当に買ったらトリマーとビスの穴が合わないっていうwww
たぶん、ルーター用ってあるからサイズが違うんだと思う…
だったらアルミ板を買えば良かったよ…
しょうがないのでトリマーのビス位置に合わせて穴を追加します。
アルミなので普通にインパクトのドリルで穴は開けれます。
さて、テーブルにトリマーの穴を開けます。
サイズはトリマーについてるプレートのサイズです。
これね。
一箇所に穴を開けてジグソーで切っていきます。
見えないからいいんだけど、やすりである程度キレイに。
で、いつものブライワックスです。
もちろんフェンス部分も。
ブライワックスの説明はこっちの記事で。
DIYで温室を自作!IKEAのFABRIKÖR(ファブリコール)を改造して室内用の全自動温室を作る!Vol.02 – 下がスチール問題

さらに!アルミプレートが入るように掘っていきます。
アルミプレートがさっき開けたトリマーの穴より一回り大きいので、そこでひっかかるイメージですね。
プレートとテーブルは普通にビスでもいいですが、鬼目ナットを埋め込んでビス止めしています。
(ちょっと彫りすぎたのでマスキングテープでごまかしてますw)
合うか確認(まだトリマーはついてない)
手前、サイズをミスったので木を埋めて意味あるふうに誤魔化してますwww