
IKEAのFABRIKÖRをDIYで改造して温室を作る事にしたのですが!
既製品でありそもそも温室でもない(コレクションケース)ので問題がいっぱいだったのです!
まずは温度です。
オペルクリカリア・パキプスとパキポディウム・グラキリスなどの塊根植物を育てる上で絶対に必要なものが温度です。
温度は、30度前後をキープしたいと思っています。
一説によると昼夜の寒暖差を付けた方がいいという話もあります…
確かに自然の中で生きるならそうなりますわなー…
が、とりあえずは30度前後でぬくぬく育って頂く予定です。
温度に関しては、「Vol.2 下がスチール」でも紹介した昭和精機の温室用ヒーターさんがいるので何とかしてくれます。実際はヒーターとセットになっているサーモスタットが温度を自動管理してくれます。
サーモスタットはなるべく上の方に吊るす形でセットします。
サーモスタットの電源にヒーターを繋げるようになっているので繋げます。
あとはを温度を設定するだけです!
(ご購入の際はセットを購入してください。サイズもいろいろあるので温室に合ったサイズを選んで下さい。)

問題は湿度です。
水を入れたボウルなどをヒーターの上に置いておけば湿度は出ます。
レンガを入れて濡らしておくなどの方法もあります。
が、管理はできません。
いろいろ考えましたが普通に加湿器を導入します!
俺も加湿器使ってないのに…笑
最初にこれを試してみました。
PRISMATEの「浮かべる加湿器」です。
お安いのとコードレスだから。
水に浮かべとけば加湿されます。

ですが…
- オンオフするのにいちいち取り出しすの面倒くさすぎ!
- 充電するのにいちいち取り出してUSBつなぐの面倒くさすぎ!
- 充電2時間は長すぎ!
- 気づいたらすぐ切れてる…
という事でやめました…。
デスク周りとかで使うにはいいかもしれないですね。
使ってないけどね…
やっぱちゃんとした加湿器がいいなー
なるべく小型がいいなー
wifi接続できるといいなー(IoTで自動化したい、スマホで操作したい)
最終的に選んだのが、
プラススタイル「スマート加湿器(卓上)」です。
プラススタイルは好きな企業さんです。
https://plusstyle.jp
現在、この加湿器で運用しています。
プラススタイルの製品はスマート家電(IoT機器・家電)なので、この加湿器もIoTできます。
プラススタイルのアプリを入れる事でスマホで操作が可能です。
アプリのスケジュール機能で曜日や時間でのON/OFFが可能になります。

新鮮な空気の方がいいでしょ!って事で
「AC Infinity MULTIFAN S5」のファンも搭載しました!

このファンはおすすめです。
静かだし、よく出来てます。
他にも使えそうですね。
で、このAC Infinityのファンをとりつけるために、
ファブリコールの背面のガラスの片方だけアクリルに変更。
これで、アクリルになったので加工ができます。
アクリルはなるべく透明度が高いものを選んだ方がガラスに見えておすすめです。

アクリルの上の方に穴を開けて、そこにファンを取り付け排気させるようにしました。
(穴がイビツになってしまった…悲)
湿度が高くなったらここから排気するシステム!と思ったのですが…
・温度も湿度もそこまで上がらない
・植物にも風があった方がいい
などの理由から取り外してここはただの空気口としました。
ファンは風を送って空気の流れを作る事がメインに変更です。(画像は取り外した後)
このままだとアレなんで、枠でも作ってメッシュでも付けようかな。
現在はこうなってます。
風が当たっている方が塊根が太くなるって話もありますし。
下にはライトや加湿器やヒーターなどいろいろ接続したのでコード類を通す穴を開けました。
(散らかってるな… ってか猫の毛…)
サーモスタットの電源がゴツくて穴からは通らず…
下に切れ目を入れて何とか通しました…
温室には温度・湿度計が必須ですよね?
じゃないと何度か分かんないし…
という事で、
温度と湿度の可視化には、この「SwitchBot 温湿度計」を使っています。
何が良いってまず安いよね!
この温湿度計もIoT製品なので、スマホで確認ができるんです。
アラート機能もあるので、温度や湿度が決めた値より低くなったり高くなるとスマホにアラートが来るようにできます。
楽器・葉巻・ワインセラー・ペットの管理にも使えますね。

この「SwitchBot 温湿度計」に「SwitchBot Hub」というものを接続すると、外出先からも確認できます。
これで外出中でも「温度が下がってるよ!」とかアラートが来ます。
アラートが来たら外出先からスマホで加湿器ONとかできるわけです。
さらにさらに、この「SwitchBot Hub」を使いつつ、
「IFTTT」などのアプリを使うことで、「湿度が○度」になったら自動で「加湿器をON/OFF」とかもできるんです。
部屋につけておけば赤ちゃんやペットにとって快適な環境をずっと作り続けてくれるわけです。

次回は、ついに完結編(たぶん)
「SwitchBot Hub」やら「IFTTT」を使ってIoTでいろいろ自動化していきます。
- ビットコインが勝手に貯まる!やって損なし!【CryptoTab】

こんにちは、かっこよすぎてよだれが出ます笑
よろしければ教えて頂きたいのですが、加温と加湿していると結露で庫内がビショビショになったりすることはありませんか?
コメントありがとうございます!
現状では「結露でビショビショ」まではないです。
もし、結露が気になるようでしたら、
・アクリルに穴を開けてそこにファンを固定する。
・湿度がある%に達するとファンで排気させる。
というのもありだと思います。
本来はそうする予定だったのですが、
そこまで高湿度を維持していないので現在は排気用にファンは起動させていないです。
同じこと考えてました!感動です!
自分はファブリコールの57×150 cmを購入し、カスタマイズ用の部材を吟味中です。
1点アドバイスをいたいただければ幸いなのですが、エキスパンドメタルの角はどういう処理をされましたか?
ガラス板は角がカットされていますが、同様にご自分でカットされたのでしょうか?
デラペーニャさん、コメントありがとうございます。

ファブリコールの細長い方ですね?
「エキスパンドメタルの角の処理」という事ですが、そのままの状態です。
少し小さめにして角がほんの少し乗っている状態です。
(猫の毛ついてますが…w)
ガラスと同じサイズで角をカットする場合、
グラインダー等でカットするより鉄用のヤスリでもいけると思います。
初めまして。
参考にさせていただいております。ありがとうございます。
すみません、アクリル板は910×600買えば足りますか?
コメントありがとうございます。
アクリルは、後ろ面の片側だけであれば900X600あれば十分です。
ホームセンターなどでカットしてくれる所で買うのであれば、
ファブリコールのガラスのサイズを測っていくと良いと思います。