
今回は、集塵機用サイクロンの作り方です。
DIYでサイクロンを作ってみたいと思います。
前回、DIYでトリマーテーブルを作成しました!
記事はこちら↓
DIY BOSCHパワートリマー PMR500でトリマーテーブルを自作!インテリア性を重視して合板は使わないぞ!
DIYでのサイクロンにはペール缶を使います。
まずはペール缶。
ペール缶でなくてもいいと思います。
密閉できれば何でもいいかと。
ペール缶の蓋はほぼ乗ってるだけなので、
ロックする金具を使ってる人もいますが、
使用中は吸引されて引っ張られてるので別にいらないと思います。
ペール缶はスチール製にしましたが、
穴を開ける必要があるので、プラのが加工はしやすいですね。
蓋なしも売ってますが蓋は必須なので注意。
ちなみに、自分は黒色の20Lを使いました。

で、最も重要なサイクロンのセパレーター部分はネット購入。
同じようなものがネット上にめっちゃあります。
1点だけ注意があります。
サイクロンパーツですが、大きく分けて2種類あります。
「ペール缶に埋め込むタイプ」「ペール缶の上につけるタイプ」があります。
固定するビス穴の位置が違うのでそこで判断してください。
上に乗せるタイプの方がサイクロン部分が大きく、缶の内部も広く使えるので
ゴミが大量に出るという方は、上に乗せるタイプのがいいと思います。
自分はDIY程度だし場所を取りたくないので埋め込むタイプを使います。


ペール缶の蓋の中心に直径78mm(80mmでいいらしいけど)の穴を開けます。
完璧な中心である必要もないのでだいたいの中心を出して、
イラレで書いた78mmの円をプリントアウトしてだいたいの大きさを出しました。
インパクト用のドリルで細かく穴を開けてペンチに切っていきます。
(DIYなので何かと工具がない…でもこれで十分です)
ドリルは一応、鉄工用の4mmのドリルを使いました。
薄いから木工用でもいけそうですが鉄工用の早い。

最後にインパクト用のやすりでキレイにします。
やすりは手動でもいいですが、これが圧倒的に楽ですね。
穴は小さい目に開けてやすりで広げる方がキレイにできます。

さっきの穴にネットで買ったサイクロンのセパレーターを入れて、
セパレーター自体に穴があるのでその穴に合わせてペール缶の蓋にも穴をあけます。
穴を開けたらボルトとナットで固定。
黒くてかっこいいので、六角穴タイプ、サイズはM5を使いました。


このままでは空気が漏れると思うので、
コーキングもしていきます。
ボルトが近くてやりづらいけど、ボルトで固定しないとやりづらい…
まぁ、見えないので良し!
コーキングは何がいいのか分からなったけど、
コニシ 変成シリコンコークQってのを使いました。

ここまで来れば、後はホースをつなげるだけでDIYサイクロンは完成です!
でも、サイズが難しかった…笑
ホースの径が豊富にありすぎて…
色々見た結果、BOSCHのフレキシブルホースを使用する事にしました。
これを2本購入!

まず、セパレーターの口のサイズ:
外径 約29㎜ / 内径 約25㎜
こうゆう時に持ってて良かったノギスさん!!
安物ですがデジタルだし、DIY程度ならめっちゃ便利!

で、BOSCHのフレキシブルホースのサイズ:
大きい口と小さい口になっていて
外径 約34㎜ / 内径 約31㎜
外径 約32㎜ / 内径 約29㎜
という事で、セパレーターにはBOSCHフレキシブルホースの小さい方をそれぞれ取り付けました。
ほぼぴったり!
でも、ひっぱると抜けちゃうので、ホースバンドをつけました。

サイクロンとホースは繋がったけど、
そこから掃除機に繋がらなかった…
ので、こちらを購入

という事でやっと完成です。
実際に使ってみたら、
ちゃんと木くずだけがペール缶に集まってました!
掃除機の中には全くではないですがほぼ来てません!
実はこのサイクロン、パーツで売ってるんですが、
ペール缶に装着された完成品もAmazonには売ってます!
ホースやアダプターも付いた状態なのでいいですね。
作るのめんどい!って方は完成品の購入もありです。

これで木くずの後片付けも少しは楽になると思います。
問題はデカイ&邪魔w
収納を考える必要がありますねー。
